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「せどりはクズ、辞めた方がいい」と言われる原因は?クズと言われる行動は控えましょう!

「せどりはクズ」と口コミなどで見かけるが本当にそうなのでしょうか?

結論から言うと「せどりはやめたほうがいい、クズ」は嘘!

なぜそう言われるのか原因と、実際にどのような行動がそう言われるのかを正しく知りましょう。

テレビなどのメディアで取り上げられた「クズ」と言われる問題行動や、せどりの実態などをわかりやすく解説します。

「せどりはクズ、辞めた方がいい」と言われる理由は?

せどりの印象は世間一般的に良くありませんが「クズ。辞めたほうがいい」とまで言われてしまう理由について説明します。

きちんと理解してマナーやモラルを守って取引を行えば、少なくとも「クズ」と呼ばれることはないでしょう。

せどり・転売のイメージが悪い

「転売ヤー」という言葉があるように、転売・せどりのイメージは悪いです。

その原因は後述するNG行動でも解説しますが、世間では下記のような印象があります。

  • 手に入りにくい商品の転売
  • チケットの高額転売
  • 偽ブランド商品の販売
  • 販売禁止商品の転売

もちろんこれらの行為は一部の悪質な人が行なっている行為ですが、自分は違うと胸を張って言えるように正しい知識とマナーを身につけましょう。

稼げない・儲からないから

せどりを始めようとする主な動機は「稼げそう」だからではないでしょうか。

しかし、せどりは仕入れやそれに伴う交通費や送料などを考えると、最初の印象ほど儲かってはいないと思います。

そして運よく一度稼いでも、次の仕入れを考えないといけないなど手を緩める事ができない商売です。

その為、1年未満で辞めてしまう人の割合が多くなっています。

作業量が多いから

一見儲かってそうな印象のせどりですが、実は時給で考えるとそうでもありません。

せどりは作業量が多く、やることが満載で以下はその一例になります。

  • リサーチ・仕入れ・販売・在庫確認
  • 問い合わせなど顧客、仕入れ先対応
  • 梱包など発送作業
  • 売上管理や必要書類の作成

そしてこれらの作業は終わりではなく、ルーティンワークとして繰り返されているのです。

「せどりはクズ、辞めとけ」と言われる原因のNG行動

先述の通り、せどりの印象は良くありません。

それは実際にクズと呼ばれても擁護できないくらい、違法行為やモラルに反した行為で稼いでいる人がいるからです。

主なNG行動に該当する違法行為やモラルに反した行為とは、具体的にどのようなものなのか詳細を解説します。

商品の不当な買い占め

コロナ禍におけるマスクの買い占めなどが記憶に新しい出来事ですが、これらの生活必需品などの不当な買い占めは転売、ひいてはせどりに対して世間に広く悪い印象を植え付けました。

各メディアで大きく取り上げられたこともあり、せどり=悪質な転売というイメージを払拭するのは難しいのかもしれません。

仕入れの際にお店に迷惑をかける

せどりに対して悪質な印象を持たれる要因の一つが実店舗での迷惑行為です。

よくメディアなどで取り上げられるのは、整理券が配布される前から店舗前で長時間並んだり、大量の商品を一度に買うなどといった行為は外国人による転売にも見られます。

しかし細かいところでは、バーコードを調べるために値札を剥がしたり、撮影禁止なのに商品の撮影を試みるなどのマナー違反も少なくありません。

偽物ブランドの販売

ブランド品販売に関する商標法は下記のとおり定められており、偽ブランドの販売は法律で禁止されています。

商標法昭和三十四年法律第百二十七号

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=334AC0000000127

商標権又は専用使用権を侵害した者は、十年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金に処する。

他にも後で紹介する著作権法などせどりを行うに至っては、知っておく必要のある法律がたくさんあり、知らなかったでは済まされません。

著作権法に違反

当然のことながら、コピーコンテンツ・海賊版を販売するのは著作権法違反になります。

しかし仕入れ値が安いからといって中国などの外国産のコピーコンテンツ・海賊版などを購入してそれを販売する人が一定数存在するのが現状です。

非常に嘆かわしいことですが、騙されたからと言ってそのまま他人に転売してしまう人もいます。

そうならない為にも、偽物を見極める目を養いましょう。

許可なくフリマアプリやネットオークションで中古品を転売

まず、自分が使わなくなったものをフリマアプリやネットオークションで販売するなど、個人の不用品の転売は問題ありません。

しかし商売としてのせどりは、個人の売買には該当しないのです。

その為、中古品を取り扱う古物商許可証が必要となります。

せどりを行うのに許可が必要なもの一例は下記の通りです。

中古品 古物商許可証
酒類 酒類小売業免許
医薬品 医薬品店舗販売業許可・特定販売届
海外の化粧品 化粧品製造業許可・化粧品製造販売業

著名人が亡くなった時に関連商品の買い占め

モラルに反していてクズと言われる原因行動の一つが著名人の死を利用するような方法です。

著名人が亡くなった際には事務所や遺族の方のご好意で、追悼イベントなどに参加した際に記念品の配布や記念品が販売されるなど、ファンの気持ちに寄り添った関連商品が展開されることもあります。

値上げを見越して関連商品を買い占めるなどは人としてモラルを問われる行為で、これはクズと呼ばれても擁護できません。

せどりをおすすめしない人の特徴

何事も人には向き・不向きがあります。

ここでは「こういった人はせどりには向いていない」という特徴を紹介していきます。

しかし、当てはまるからと言ってせどり全てが不向きなわけではありません。

どうしてもせどりで稼ぎたい人はこれらを踏まえた上で、自分に合うジャンルを探してみてください。

楽して儲けたいと考えている人

まず、楽して儲けたいと考えている人はせどりに向いていません。

先述の通り、せどりにはしなければならない作業が多くあります。

せどりを始める前に資格を習得したり、商品を仕入れる資金を集めることも大切です。

せどりは誰でも始めることができますが、こういった作業があることを調べずに辞めてしまう人も少なくありません。

単純作業が苦手な人

単純作業が苦手な人も辞めておいた方がいいでしょう。

せどりは基本的にリサーチ、仕入れ、梱包、発送という作業の繰り返しになります。

しかも儲けても手を緩めることができないので、終わりのない作業との戦いです。

せどり以外の稼ぎ方を探す方が賢明だと思われます。

自分の時間がほしい人

せどりで儲けるためには、商品のリサーチや仕入れなどに多くの時間をさく必要があります。

家族や友人との付き合いや趣味の時間などにプライベートな時間が欲しい人には向いていないといえます。

しかし、せどりで取り扱う商品が自分の好きなものだと、それが楽しくなる可能性は十分にあります。

その為、自分の興味のあるジャンルから始めるのもおすすめです。

肉体労働が嫌いな人・体力がない人

肉体労働が嫌いな人や体力のない人もせどりには向いていないと言えます。

何故ならせどりには大量に仕入れた商品の運搬や、発送作業などもあるので体力は必要です。

肉体労働が嫌な人はインターネットでの取引が主な電脳せどりという方法もありますが、長時間根気よく画面に向き合う必要性もあるので、やはり一定の体力はあるに越したことはないでしょう。

決断力や判断力が低い人・不安症な人

自分で何かを決めたりすることが苦手な人や、すぐ不安になってしまう人もせどりには不向きです。

せどりは言わばショップのオーナーになるので、自分で決断や判断する力が必要になります。

また必ずしも仕入れた商品が希望価格で売れる保証はありません。

そういった目先の事に一喜一憂してしまう人も長続きはしないので、他の稼ぎ方を考えた方が建設的です。

まとめ:「せどりはやめたほうがいい、クズ」は嘘!その原因を知って稼ぎましょう!

せどりは誰でも始めることができる注目の副業で、簡単に稼げると思っている一部の人のマナー違反から「クズ」の印象を持たれがちです。

しかし、それが嘘であることを解説しました。

決して楽に稼げる手段ではありませんが、地道に頑張れば結果はついてくる稼ぎ方です。

必要な知識や資格を持ち、ルールを守って「クズ」と呼ばれる事がないように気持ちよく稼ぎましょう。