これからせどりを始める人には、自身の周りに相談する人もいるでしょう。相談して、反応を見ると「気持ち悪い」などのネガティブなものばかり。
これから稼ぎたいと思っているのに、反応がネガティブだと不安になりますよね。なぜネガティブな反応になるのでしょうか。
今回はせどりは何をするかや、気持ち悪いと言われてしまう原因・実際にあった迷惑事例を紹介し、対策までをセットで紹介しますので、どうぞ最後までお読みくださいね。
せどりはどのようなビジネス?
せどりが「気持ち悪い」といわれる理由に、せどりがどのようなビジネスかわかっていないからというのがあります。ここではせどりはどんなビジネスなのかを復習します。
せどりとは、売りたい商品を仕入れて、仕入れ値より高い金額で売って利益を得るビジネスです。例えば、80円で仕入れた缶ジュースを150円で売るという感じ。ここでは現実的な値段に設定しましたが、現実的にはいかない場合も。
当時には2000円で買えていたVHSが、プレミアがついて20万円以上で取引されているものもあります。2000円から20万円は単純計算で100倍の値段ですから、買い手からするとわけがわかりません。
ビジネスなので利益を出すのが大事ですし、仕入れ値よりも高い値段で売るのは当然です。とはいえせどりって情けない仕事、気持ち悪いなど悪いイメージをもつ人がいるのも確かです。
せどりは気持ち悪いビジネスなのか?
結論から言うと、せどりは立派なビジネスです。決して、気持ち悪いビジネスではありません。
とはいえイメージが悪いことには理由があり、迷惑行為をする人が多いからです。迷惑行為の中にはマスコミに取り上げられたものもあり、「せどり=気持ち悪い」というイメージが植え付けられています。
しかし悪いイメージを持つ人もいる一方で、必要としてくれている人も多いです。必要としてくれる人を大切にするためにも迷惑行為はしてはいけません。
せどりのためとはいえ迷惑行為になる行動とは?
上記で迷惑行為はしてはいけないといいましたが、何が迷惑行為になるかを知らないとうっかりやってしまうこともあります。
そうなると必要としてくれる人の信頼まで失いかねません。ここではせどりのためとはいえ、迷惑行為になる行動を紹介します。
できるだけ安い商品を仕入れるために店舗を占拠?
迷惑行為になる行動の1つ目は、できるだけ安い商品を仕入れるために店舗を占拠することです。
ある日ビジネス書が欲しくて、BOOKOFFに買いに行ったときです。ビジネス書の棚の前に、男女のカップルがいました。
彼らは棚にある本をおもむろに出しては、バーコードのスキャンをし始めたのです。買いに来た僕には目もくれず、スキャンが続き、僕は本の棚に近付けずに帰りました。
せどりでは、バーコードをスキャンして相場を確認する方法が主流です。でもバーコードのスキャンのために売る機会を逃した店舗側からすれば、迷惑でしかありません。
スキャンするときには周りを見ながらやりましょう。
せどりの買い占めによる高値や購入できない状況
迷惑行為になる行動の2つ目は、せどりの買占めによる高値や購入できない状況です。
実際に見たことがあり、コロナの全盛期にとあるドラッグストアにマスクを買いに入りました。1家族で1箱100枚のマスクを3個まで買えることになっていました。
しかし、あるカップルがマスク3箱をレジで買っては、またレジの列に並び直しているのに遭遇しました。
マスクなどは数を決めて仕入れています。不意に大量に売れると、製造量が増やすために、人件費がかかります。結果、値段が高値になることが多く、マスクが欲しい人には、迷惑となります。
割り当てられた数はまもり、数が欲しいなら店をはしごするなどしましょう。
結論!無店舗せどりにする
有店舗のせどりには、質感などを確かめたり、状態を見て触ることができるメリットもありますが、効率が悪くなるというデメリットもあり、イメージ的に悪くとられがちです。
そこでおすすめなのが、無店舗せどりです。売る場所が変わるだけで、迷惑行為でなくなることも多くあります。
例えば商品のバーコードスキャンも、家でやる分にはどれだけしても人に迷惑はかからないし、商品をたくさん買うのだって同じです。
人と出くわすことがないので、気持ち悪がられることもありません。また商品を買った人からは必要としていた商品があるので、感謝されることも多くなります。
無店舗に変えるだけで存在意義が感じられるため、より頑張ることができ、結果が出やすくなるために、おすすめです。
せどりで「気持ち悪い」と言われない為の注意点は?
上記では無店舗せどりをおすすめしました。とはいえ、中には商品の状態を見て仕入れたいという有店舗せどり推しの人もいるでしょう。
有店舗せどりで気持ち悪いと言われないためには、注意点をしる必要があります。そこでここではせどりで「気持ち悪い」と言われない為の注意点をお話していきます。
違法行為・不良品・賞味/消費期限切れの商品の転売はしない
せどりで「気持ち悪い」といわれないための注意点の1つ目は、違法行為・不良品・賞味/消費期限切れの商品の転売はしないことです。
違法行為・不良品・賞味/消費期限の切れた商品の販売はリスクしかないです。最悪の場合は、アカウントの停止や刑事事件になることもあります。
扱う商品に関する法律やせどりで使うプラットフォームの規約は、最低限網羅するようにしましょう。
不良品を提供しないように検品を行うようにし、食品や化粧品などの賞味/消費期限のあるものに関しては、確認を怠らないように気をつけましょう。
購入する人に喜んでもらえるようにする
せどりで「気持ち悪い」といわれないための注意点の2つ目は、購入する人に喜んでもらえるようにすることです。
そのために必要なことは、相手の期待値をいい意味で裏切ることです。人の満足度は以下の式で表せます。
顧客満足度=顧客が感じた価値-顧客の事前の期待値
例えば、ゲームを買った人の期待値はゲームが手に入ることですよね。しかし、そのゲームに攻略動画のURLがついていたらどうでしょうか。
このように、相手の期待値を上回った価値をつけて売るようにするとより喜んでもらえるようになるためにおすすめです
困る人が出ないように仕入れる
せどりで「気持ち悪い」といわれないための注意点の3つ目は、困る人が出ないように仕入れることです。
ここで重要なのは、あなた以外のお客様も平等にお店側にとってはお客様なことです。お店側にとってはあなたも他のお客様も同じ立場であることを忘れてはいけません。
それを忘れて、上記でも紹介した占拠や買占めをしてしまうことと、本来ほしかったものがかえなかったり、買うまでに時間がかかったり、余計にお金がかかったりと、迷惑になります。
ですから、お店側から見たあなた自身を忘れてはいけません。
適切価格で販売する
せどりで「気持ち悪い」といわれないための注意点の4つ目は、適切価格で販売することです。
適切価格で販売するために重要なのは、相場を知っておくことです。相場を知らないと売値は天井知らずになってしまい不当な価格になってしまいます。
相場の調べ方に関しては、ツールを使うのがおすすめで、特にAuto Price checkerを使うのがいいですね。
chromeの拡張機能ですが、主要のECサイト商品ページアクセスすると自動で価格の比較を出してくれるのでおすすめです。
まとめ:せどりをこれから始めようとしている人はよく理解してスタートしましょう!
ここまで、せどりが気持ち悪いといわれる原因や、注意点について紹介してきました。
口コミでもいい口コミよりもネガティブな口コミの方が目に入りやすいです。始めようとしているときにマイナス面を見てしまうと、不安になるのもわかります。
でも気持ち悪いという人がいる一方で、必ず必要としてくれる人がいるのを忘れてはいけません。人は100%好かれることはできません。
ですから気にせずに勇気を出して始めてみましょう。
今回は以上です。