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メルカリせどりは禁止って本当?禁止行為や違法行為を解説!

メルカリせどりは禁止という噂がありますが、本当でしょうか?

答えは「NO」です。

メルカリせどり自体が禁止されている訳ではありません。

副業初心者・せどり初心者におすすめのメルカリですが、ここでは禁止行為や違法となるケースを詳しく解説しています。

メルカリせどりを開始しようと思っている人は参考にして下さい。

メルカリせどりで禁止されている行為とは?

そもそもメリカリでせどりを行うのは禁止ではありません。

しかし、メルカリで買ったものをAmazonや楽天などで転売するのはNGです。

この様に禁止行為となるケースや、メルカリ内における販売禁止商品について解説します。

禁止行為

メルカリで禁止とされている行為は以下の通りです。

  • 他の出品者の商品のコピペ
  • 外部サービスへの誘導行為
  • 複数アカウントもアウト
  • 無在庫販売
  • 予約転売
  • メルカリで用意された以外の決済

いずれの内容もメディアで話題になったメルカリを利用した悪質な大規模転売に対する措置としての禁止行為と思われます。

この禁止事項を見て「メルカリでせどりが禁止になった」と思うのは悪質な転売をおこなってきた人でしょう。

実際に個人でコツコツとせどりを行なっている場合は上記の禁止事項に触れることは少ないと思われます。

よって、常識的なマナーを守りながらせどりを行っている人は、神経質になり過ぎる心配はありません。

販売禁止商品

メルカリガイドにはかなり具体的に販売禁止商品に関しての記載があります。

下記の表はその一例になります。

知的財産権を侵害するもの 偽ブランド品、正規品と確証のないもの
18禁・アダルト関連 児童ポルノやそれに類するとみなされるもの
使用済みの下着類
使用済みのスクール水着、体操着、学生服類など
医薬品・医療機器等 許可なく製造した化粧品類や小分けした化粧品類
法令に抵触するサプリメント類
規制薬物・危険ドラッグ類
電子データ 電子チケットや電子クーポン、QRコード
ダウンロードコンテンツやデジタルコンテンツ
ゲームアカウントやゲーム内の通貨、アイテムなど
犯罪や違法行為に使用される可能性があるもの 危険物や安全性に問題があるもの
殺傷能力があり武器として使用されるもの

ここでは大きなジャンルと、細かな分類として簡単にまとめましたが、メルカリガイドではこれらの項目が箇条書きで列挙しており、細かく都度書いていかないと規約の穴をついて出品する人がいるからだと推測されます。

しかし細かく書かれているということは、悪質な違反者にはすぐ対応してくれる頼もしさでもあります。

その為、初心者でもオススメできる市場なのです。

他にも販売禁止の商品はありますので、メルカリせどりを考えている人は出品禁止商品をメルカリのページでチェックして下さい。

メルカリガイド:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/prohibited_items/

メルカリせどりでの違法行為とは?

次にメルカリせどりでの違法行為について解説です。

しかし中にはメルカリ内のみならず、そもそもが違法行為となる事例についても書いています。

場合によっては懲役や罰金という可能性もあるので、ここで紹介する例に関しては十分に注意してせどりを行いましょう。

古物商許可を取得せずに出品

自分の不用品をメルカリで販売するのは違法ではありません。

しかし、せどりなどで中古品を購入し継続して出品する場合は、古物商許可が必要となります。

古物商許可がなく取引をおこなった場合は、懲役3年以下または100万円以下の罰金という処罰を受けることになってしまいます。

古物商許可を取得するのには1ヶ月ほどかかるので、早めに手続きをしましょう。

現金の出品

現金をクレジットカードショッピング枠の現金化という目的で、金額以上の価格で購入し逮捕された例があります。

これは貸金業法に違反しており、マネーロンダリングにつながる恐れがある為です。

よってメルカリは現行紙幣の出品が禁止になっています。

これには記念硬貨や海外のお金も含まれるので、記念硬貨などを売りたい人はヤフオクなど別のところを使うと良いでしょう。

偽ブランド品の販売

海外などで売られている偽ブランド品は日本国内では商標法違反にあたり、最悪の場合は逮捕されるケースもあります。

偽ブランド品は個人での使用目的であれば所持しているだけでは見逃してもらえますが、販売目的の場合は所持しているだけでも著作権法や商標法、関税法の違反や詐欺と判断される可能性もあるので、メルカリでの販売以前に偽ブランド品は取り扱わない方が賢明でしょう。

盗品などの販売

メルカリガイドでは盗品などの販売を禁止しています。

しかし盗品を販売するのはそもそもが違法行為です。

メルカリ内での違反以前に道徳的な問題があることは、誰が見ても明らかでしょう。

明らかな犯罪行為の為、逮捕される可能性もありバレるバレない以前に人道に背く行為はやめるべきです。

営利目的のチケット転売

かつて転売の代名詞ともいえたコンサートなどのチケットの高額転売ですが、現在では違法行為になっています。

自分が行けなくなって定価以下で出品するケースでも、個人名が記載なく全体像を写しているチケットの場合は出品可能になっています。

しかしチケットに個人名が記載され、適切に写真が撮影されていない場合は悪質と見做されて不可になるなどの措置が取られているのが現状です。

まとめ:法律や規則を守ってメルカリで販売をしましょう!

メルカリせどり自体は禁止ではありません。

法律や規則をしっかり守っていれば違反行為になることはないという事をお伝えできたと思います。

メルカリせどりは初心者でも始めやすく誰でもできますが、ルールを正しく把握しておくことは大切で、そこを疎かにしてはいけません。

取引相手だけではなく、メルカリ運営側にとっても気持ちの良い利用者でありたいものです。

法律や規約を守って、気持ちよくメルカリを利用しましょう。