市場で出回っている商品を安く仕入れて、市場で売り利益を取るビジネスである「せどり」。
しかし、「転売」とごちゃ混ぜになってしまい社会的な目線はあまりいいものではありません。
そこで今回はせどりをやめさせたいときはどうすればいいのでしょうか。
せどりを夫・妻がやっているとやめさせたいと感じる人は多い?

まずはこちらをご覧ください。
せどりで生計をたてると言う夫。やめさせるにはどうすればいいですか・・・。職業に貴賎はないというのはわかってます^^;
夫が10年勤めた家電大手の会社をやめて、せどりで生計をたてると言い出しました。
原因は最近の不祥事続きで営業がつらくなった事だと思います。
もともとこっそりと、ネットを使って、せどりをやっていた人です。
お小遣い稼ぎ程度でしたし私も見ないふりしていたんですが、かなり順調だったようで(終始決算みたいなの見せられました)、本腰入れれば本業より稼げるし、在宅のほうが楽だといいます。
しかし私はせどりっていう仕事?が、ただの転売と何が違うのかわかりません。
たしかに販売業というのは、仕入れに利益のせて売るわけで、それはイオンやジャスコなど私がいつもいくスーパーでも同じです。
それを個人でやるだけだ、と夫にいわれれば、そうなのかなあ・・・と思うけど、それでもなんだかいやなのです。
安定してないし・・・
皆さんでしたらどう思いますか?
やめてほしい、と思う私がワガママなんでしょうか。(引用:せどりで生計をたてると言う夫。やめさせるにはどうすればいいですか・・・。)
こちらは旦那さんがせどりで生計を立てていくと公言して、それと止めようとする奥さんのお話。
こういった会社を辞めてせどり1本で生計を立てていくと宣言する人は増えてきているようで、そのまま破産している人も数多くいます。
そんな状況になってほしくないので「やめさせたい」と感じる人が多くいるもの現状です。
では何故やめさせたいと感じるのでしょうか。
騙されてほしくないから
せどり自体は合法なビジネスですし、1人で淡々とやっていく場合稼げるケースが多いです。
しかし、
- 稼ぎ方を教えます
- 利益商品を教えます
など、明らかに怪しいビジネスに参入しているような気がするという人が多くいました。
1人で始めて1人で利益を出す分には大丈夫なのですが、第三者が絡んでくるとどうしても「騙されている」と感じるようです。
失敗して責任を取りたくないから
結婚している場合は、夫・妻の失敗は家族全体に重くのしかかってきます。
その責任はみんなで取らなければならず、その責任を負いたくないという気持ちが強くあるようです。
勿論、破産まで一直線という人はなかなかいませんがそれでも「損をする」ことに対して不安を覚えるのは当然です。
そもそも稼げないから
「せどりで破産」と検索すると、色々な人が破産した経験談をネット上に公開しています。
そもそもせどりは簡単なビジネスではありませんし、ある程度労働しなければなりません。
センスも必要ですし、記憶力も必要。
色々な要素が相まって稼げるわけですから、いきなり「せどりで生計を立てる!」と言われても不安になるのは当たり前の話です。
現状維持をしてほしいから
人間は変化を嫌う生き物で、変化をするときに苦痛を伴うことを嫌がります。
良いように変化する場合ですら結構重い腰なのに、悪い方向へ変わりそうな人がいれば現状維持をしてほしいと思うのは当然ですよね。
今のままで安定的な生活を送ってほしいのに変なチャレンジとかやめてほしい!と感じる人は多いようです。
せどりをやめさせたい場合はどうすればいい?

ではせどりをやめさせたい場合はどうすればいいのでしょうか。
頭ごなしに「やめて」といっても素直に聞く人は少ないでしょうし、無理やりやめさせるわけにもいきません。
しっかりとデータとして見せて論理でやめさせる必要があります。
家計を把握する
まずは家庭内で家計を共有してください。
「どれだけ生活が厳しいか」「今失敗すると家族はどうなるのか」など、家庭の将来についてしっかりと伝える必要があります。
「まだこれだけ貯金があるから大丈夫」と軽く見ている場合は、今後の将来の価値観が合わない可能性があります。
最悪、離婚を検討する必要があるかもしれません。
固定費を見直す
また、毎月どれくらいのお金が固定費として消えているのかも共有しましょう。
その固定費に+してせどりの損失を上乗せするとどれだけ家計が厳しくなるのかを把握させる必要があります。
これからの将来についてしっかりと話し合ってください。
もし自分がせどりをやめたほうがいいと言われたときは?

以上が「やめさせる側」の話でしたが、自分がせどりをやっていて「やめてほしい」と言われたときどうすればいいのでしょうか。
勿論、損を生み出しているのであればやめるべきですがしっかりと利益が出ている場合は以下の対処法を試しましょう。
無視してやり続ける
「利益が出ているからやり続ける」という理論が正しいです。
損失を出しているのであれば「やめて」といわれる筋合いはありますが、利益が出ていて家計の足しになっているのであれば問題はありません。
「世間的な目が…」と悩む気持ちがある場合は、話し合いで解決してみましょう。
結果を出して見返す
もし損失が出ている状況であれば、結果を出して見返す方法もあります。
「今は損失が出ているけど、来月は+になる」と宣言して、結果を出してください。
それで見返すことができれば、せどりを継続してもOKとなるでしょう。
まとめ

今回はせどりをやめさせたいときの方法についてご紹介しました。
「せどり」と「転売」は一緒にされることが多く、世間的な目線は冷たいものです。
しかし「稼ぐ」ことにフォーカスした場合、せどりをやり続けることにメリットを感じているのであればやり続ける意思を持ちましょう。